今後、札幌周辺や石狩・空知で地震が起きる可能性は?

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2018年9月、北海道胆振中東部を震源とする大きな地震が発生し、震源地の厚真町では震度7を観測した他、札幌市東区でも震度6弱を記録し、北海道に大きな衝撃をもたらしました。

今後、同じような地震が札幌周辺で起きるのではないか、心配な方もいらっしゃると思うので、石狩・空知の過去の地震と、今後地震を引き起こす可能性のある断層について調べてみました。

大前提:地震は日本中どこでも起こりうる

地震を引き起こす断層はあちこちに。

まず覚悟してほしいのは、日本に暮らしている以上は、どこにいようとも地震とは無縁でいられないということです。

そもそも、北海道は地震が比較的少ない地域です。それでも今回、大きな地震が発生したことは、まさしく誰もが地震への備えをしなければならないことを示していると思います。

この記事では、活断層の地図も掲載していますので、参考にしていただければと思います。ですが、未知の活断層はどこにでも眠っていて、地震を引き起こす可能性があることは知っておいてほしいのです。

新潟県中越地震は活断層が無いと言われていた場所で発生。

新潟県川口町で震度7を観測し、大きな被害をもたらした新潟県中越地震は、活断層がないと言われていた場所で起こりました。地震の発生メカニズムはまだまだ解明されていないことが多く、どこでどんな地震が起きるか、予測することは非常に困難とされています。

ですが、自分たちで被害を極力減らすよう、備えることは出来ます。今回は、地震への備えのための知識として、石狩空知の活断層について書いてみます。

注意してほしいのは、危険を煽っているわけではないということです。むしろ、いつ起きてもいい、正しく恐れるための心構えを持ってほしくてキーボードを打っています。

マップで見る石狩空知の活断層と過去の地震

マーカーが過去に起きた大きな地震、ラインが断層の位置です。

なお、結構いい加減なところに線や点を打っているので、詳しいことは地震調査研究推進本部事務局のサイトをご覧ください。

茶色:増毛山地東縁断層帯 今後30年以内の発生確率:0.6%以下

関連地震:1986年:M5.5 1995年:M5.9 最大震度5 北竜町・新十津川町

緑色:当別断層 今後30年以内の発生確率:ほぼ0%~2%

青色:月寒断層 今後30年以内の発生確率:不明

赤色:石狩低地東縁断層帯 今後30年以内の発生確率:ほぼ0%(南部は0.2%以下)

関連地震(因果関係はまだわかってないはず):2018年:M6.7 最大震度7 厚真町

その他地震:1834年:M6.4 最大震度不明 震源地:石狩市付近

あくまで発生確率は目安

東海地震が来ると言われてなかなかこないのと同じく、これら数字はあくまで目安。発生確率を見て安心するのではなく、「この断層はこの断層より動きやすい」といった「リスクの大きさ」を比較しながら見るべきです。

この例ならば、当別断層は動きやすくリスクが高いと見ることが出来ると思います。

なお、どの断層も震度5弱以上の大地震を引き起こすリスクを抱えており、注意が必要です。

3年ぶりに空知中部で地震。今後も注意。

2018年9月17日、M3.5最大震度2の地震

この震源地周辺は、過去に近くで震度5の地震が起きた地域です。2015年以来、実に3年ぶりに地震が発生しました。今後も注意が必要と思われます。

熊本地震後、大分県などで断層を震源地が東へ移動するように、大きな地震が発生しました。大きな地震のあとは、周辺部の断層にも歪みが生じる可能性があり、他の断層での地震も誘発する可能性があります。

結び

大切なのは備えて被害を減らすこと。

地震国に住んでいる以上、地震の被害を受けることは仕方のないことです。備えをして、その上で正しく恐れましょう。

地震に関する予測がネット上には散らばっていますが、科学的根拠を欠いたものが多いです。地鳴りや地震雲と行った類も、実は科学的根拠を持っているわけではありません。

ましてや予言めいたものなど、とても信じられるものではありません。彼らは予言を外しまくっています。新しい予言を繰り返し続け、当たったときに話題になっているだけに過ぎません。

不必要に恐れず、でも油断せず。バランスが大事だと、地震予測界隈を見て感じます。

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