【3月のライオン第2シリーズ】7話(29話) 感想 零の決心。

この記事は約3分43秒で読めます。
スポンサーリンク

昨日(11/25)放送された3月のライオン・第2シリーズ7話(29話)について感想を書きます。

以下、ネタバレ含みながら綴っていきます。

今回書きたいこと

  • ビジネス教師ムカつくー。
  • 縁側でひなたの話を聞く零、このシーンが好き。
  • 今回はキャラの掘り下げ回。
  • 周りが見えていないことは、悪影響をもたらすこともある。

担任はビジネス教師(給料のために教師やってる)なのか・・・

28話の感想では、先生をどう描くか課題だと書きましたが、最悪ですね。ひなたのことを、協調性がないだとか言って、自分の無能さを棚に上げていじめの責任をおっかぶせようとしている。

こういう話はたまにニュースなどでもセンセーショナルに取り上げられるのですが、本当にいるんだろうかこういう先生。でも、一部にはいるんだろうな・・・。

ひなたの悔しさ、零の怒り


©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会 ©羽海野チカ・白泉社

僕はすごくひなたに肩入れしますが、どれほどこういう状況が悔しいだろうか。正当なことを正当な手段で訴えた(朝来たら黒板に自分の悪口が書かれていた)だけなのに、さも自分が悪いかのごとく言われる。

相手が大人なだけに、子どもの自分が悪いのかな、と少しでも思ってしまっているかもしれません。その分悔しさが募ることでしょう。

それは、零も同じこと。違うのは、渦中から少し外れたところにいること。渦中にいないと言ったら嘘になるのですが、ひなたよりは引いた視点で、物事を見ることが出来ています。

そんな零ですら、怒りに震えた。そして燃えた。

あかりへの「僕もいますから!」宣言。いやあ、カッコイイけど演出が、「いますから」の文字が空に飛んでく表現、面白いし見ている方もこっ恥ずかしくなりますね。すっごく青春って感じ。

すごく、零は感情を表に出すようになりました。自分のことで精一杯だったのが、いつのまにか大事な恩人の苦しみを解きたいと行動するようになった。これが成長と言わずなんと言うのでしょうか。

縁側でひなたの話を聞く零

縁側で零がひなたの話を聞くシーン。二人の関係性がわかりやすく描かれていて、ほっこりしました。近くにいながら寄り添う零、泣き顔を見られたくないのかタオルで顔を隠して、それでも桃には礼を言うひなた。どっちもかわいい!思春期只中の二人は、とてもいいコンビだと思います。上手く言えないのですが、今現在の二人の信頼関係が、このワンシーンに表現されているんですね。

まだ人に近づくことに慣れていなくて、「見ないで」と言われて、優しく寄り添いつつも夕焼けの風景を見ている零。そして、強がりから、零を心配させたくない思いからタオルで顔を隠しているひなた。二人に共通しているのは、優しさです。すごくいいワンシーンです。

雨が、やってくる。力になりたい、そう思った。


©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会 ©羽海野チカ・白泉社

今回、いじめに関する進展はなかったのですが、しかし、登場人物たちの心情の整理が行われ、各人物のキャラクター性が掘り下げられました。

零は、ついに人の役に立ちたいと、心から決意します。こういった変化をゆっくり楽しめるのも、3月のライオンの魅力ですね。

ともすれば蛇足になりがちな所を、ギャグも含め緩急こめて描くことが出来ているのは、演出面を評価すべきでしょう。

大人から見た零は、「自分が世界の中心だとでも思っている」ように見える。


©羽海野チカ・白泉社/「3月のライオン」アニメ製作委員会 ©羽海野チカ・白泉社

もうひとつ、冷静な視点が脚本からもたらされました。零から見れば自分勝手にしか見えない、新人戦の対戦者・蜂谷。でも、その実零も同じところに落っこちている。対戦中の零のモノローグがそれですね。なんで相手のことを考えられないんだろう、とかどう思われるか考えないんだろうか、とか。

零は視野が狭まっているんですね。今はゴールしか見ていない。それが良いときもあれば、悪いときもある。大人から見ればすごく心配なんですよね。こういう視点をもたらす中立な姿勢も、やはりこの作品の良さだと思います。

そんな零にとって、蜂谷はやはり似たもの同士。本人が否定しようとも、人間どこかで似かよっているものなのです。

ともすれば、この先の悪いフラグになりかねない表現ですね。次回への引きもうまい。

まとめ

  • ビジネス教師ムカつく。
  • 縁側でひなたの話を聞く零、このシーンが好き。
  • 今回はキャラの掘り下げ回。
  • 周りが見えていないことは、悪影響をもたらすこともある。

いやあ、シャフト演出も馴染んできて、いよいよ面白くなってきましたね。エンターテイメントというよりは、フィクションあるいはノンフィクションの世界ですね。現実にありそうな話を描くという点で。アニメが非日常を描くのに適した媒体であると考えれば、とても異質なアニメです。このアニメは悟空も両津も出てきません。ゴジラは(比喩表現として)出てきましたが。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする