【3月のライオン第2シリーズ】10話(32話)感想 零の大仕事

12月16日に放送された「3月のライオン(第2シリーズ)」第10話について、感想を書きます。以下、ネタバレを含みます。

書きたいこと

  • 山崎は罪をつくり、罰を受けた。
  • 凡人と天才の決定的な違い。
  • 零のしたことは、ひなたにとってとても大きなことだった。

山崎の、罪と罰

山崎にとって、将棋とは深い深い、ほの暗い海で宝探しをするようなもの。そこに平気で何度も飛び込んでいく、零と二階堂は、山崎の目から見て”凄まじい存在”でした。

二階堂の体調の事を知りながら、千日手に持ち込んだ山崎。ある意味、この罰を山崎は後で受けることになります。

償いなのか、山崎は二階堂に紫陽花の花束を贈ります。そのことで、あの舞台に、深い海に、もう一度戻りたいと思った山崎。

山崎にとって命取りだったのは、将棋しか無い零や二階堂と違って、レース鳩という生きがいがあること。勝負事に強くあるためには、「失いたくない」という思いが強いほど有利だと、そこまでは山崎も徹底できなかったのです。

それは、銀の帰還という皮肉な形で訪れました。否、山崎にとってはそれも光なのです。ですが、罪償いは銀で代償が支払われ。まだ残っている罰については、零に当然という形で敗退を喫すことになります。

信じれば必ず夢は叶う。それは幻想だ。

信じて努力すれば、それを継続すれば、大方ある程度のところまで成功できる。それを誰かが端折ったのは、都合の悪いことは人間聞かないからでしょう。

僕も最近の、好きなことをして生きていけば万事OK、という風潮が嫌いです。実際某イケハヤさんなんかそんなふうな事を言いますが、彼は彼で1日7本記事を上げたりと、プロブロガーにふさわしい努力をしています。それに無自覚で、そんなことを言ってしまうのが罪だなあと。

山崎にとって、レース鳩も将棋も大事なライフワーク。ですが、零や二階堂にとって将棋は命にも等しいもの。どちらが強いかなんて、はじめからわかりきっていることです。千日手で差し直しとなった時笑った二階堂は、勝負に負けて人間的には山崎よりも強いのです。

32話の前半「銀の羽根」は、凡人と天才の差を、優しくしかし残酷に描いたように思えました。

すごい、世界だな、と思います。

たゆまない努力と信念。僕も見習いたいですが・・・。

女子力(物理)ぱねえ

冷やし中華の皿の量の甘味を完食して、磯辺焼きとうどん食うとか・・・。

ここに天才が居ますね。あかりとひなたは、食の天才。

零のしたことの、大きさ

零は、本当に、衝動的に動いていたと思うんですね。「きっと辛い思いをしているから、せめてそばに居てあげたい」。

京都の河原が、いつもの川辺のように感じられた。

零はカバンの中から胃薬と、ジュースと、プリン・・・女子かお前は!

ひなたが零のことを「あなた」と呼んでいたのが、印象的ですね。関係性の変化が見て取れます。もう既に大事な人になりかけているようです。

零のしたことは、零が思う以上に大きなことです。単純にひなたが「ひとりじゃない」と思えただけでなく、修学旅行を乗り切ることで自信もついた。なにより、ひなたにとってようやく零が単なる近所のお兄さんではなく、「ヒーロー」になった瞬間だからです。

今回は少し中だるみもあった

ちょっと同じ展開が続きすぎな気もしますね。山崎の話はともかく、後半は焼き直し感がありました。甘い→しょっぱい→甘い→しょっぱい、じゃないですが、違う味付けが欲しい所。ちょっと気合い入れて見すぎですかね。

零の成長

なんにせよ、零が少しずつ成長していくのが、手に取るようにわかるのが、なんだか気持ちいいのです。自分にもできるんじゃないかと、思えるから。前にもいいましたが、零はマッチョなヒーローではないのです。ひなた視点で、ようやく唯一ヒーローになった、という程度。そんな零は天才であり、等身大の若者でもあり。そのギャップというかふたつの味付けが、3月のライオンの魅力だと感じるようになりました。

前回、零には応援しかできないと書きましたが、応援だってすごい力になるんだよな、と確認させてくれただけでもこの回には感謝です。

まとめ

  • 山崎は罪をつくり、罰を受けた。
  • 凡人と天才の決定的な違い。
  • 零のしたことは、ひなたにとってとても大きなことだった。
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