人生とは積み重ねだ。その積み木を背負って、皆歩く。

3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)
羽海野チカ
白泉社 (2015-09-25)
売り上げランキング: 29,789

3月のライオン11巻を読んで、そして最近の経験を通して。少し、わかったことがあります。人間は、 急には変われない。それこそ、人生は塗り絵ではなく積み木なのだと。

人間は積み木を背負って歩いている。その重みは人生の豊かさ・深さに比例している。苦労している人ほど、経験の豊富な人ほど、背負うものは重く、そしてそれゆえに豊かである。そして、積み木を崩すことは死にも等しい。

そんな話を、したいと思います。

過去の苦しかった経験が思い返したら大したことなく思えるのは、なぜか。

ここで言う積み木とは、仕事とか私生活とか、そういう部分も含むのですが、一番適当なのは、人間の芯の部分です。仕事や私生活を通して、その芯を太く、高くできた人ほど、周りから見て「立派な人だなあ」と見えるのではないかと思います(その是非は置いといて)。

よく、昔の辛かった経験、苦しかった経験が、思い返してみると「ああすればよかっただけなのに」と、簡単な問題のように思えることがあります。小学生の算数の問題は、大人ならほとんどの人が解くことができます。

それに反して、僕は未だに中学生時代の窮屈な思い出を消化しきれないでいます。もう一度あそこに放り込まれたら、同じ苦しみを味わうのではないかと。未だに夢にあの頃がでてきます。

でもそうではない部分、例えば車の運転ができるようになったとか、お酒が飲めるようになっったとか。

僕は、そういう部分には目を向けず、漫然と日々を過ごしていました。だからこそ、過去を清算してこなかったとも言えるのです。いまこそ、過去を整理すべきだ、そう考えました。

だって、成果を見ないと、未来へのモチベーションなんて、湧きっこ、ないじゃないですか。

そして、過去を清算できたとき、ようやくこのサブタイトルに対面することができます。つまり、「なんだ、あの苦しい体験もこうすればよかったんだ」と。簡単なことじゃないかと。

それはつまり、「自分の積み上げてきた積み木」から、過去の自分を見下ろしているだけなのだと思います。

人生経験が豊富になりすぎると、同年代とソリが合わなくなる。

人生経験が比較的同年代よりありすぎると、特に若い年代(10~20代)には、話が合わなくなってしまいには一緒にいても楽しくなくなってしまう可能性もあります。

でも、それをカバーするように年上の頼もしき仲間ができる可能性が出てきます。

それを考えると、最初から苦労を重ねるのも、悪くないなと。

僕の場合、ひきこもっていた数年間は停滞の時間でした。30代を目前に、僕の精神年齢は低めだと思います。もっと経験を積んでいかないと、逆に同年代に置いていかれそうです。

逃げるのは悪いことじゃない。だが、簡単に投げ出すのは違う。

僕はすぐ投げ出す方だと思います。だからこんなこと書ける筋合いはないかもしれませんが・・・。

逃げるというのは、挑戦して命の危険を感じるから、逃げるわけです。

投げ出すのは、吟味する間もなく投げてしまうというものです。

投げ出すのは、とてももったいないことです。せっかくそこから体験を得ているのに、中途半端な状態でそれを捨ててしまったのでは、何も得られないからです。今流?に言えば、「コスパ」が悪い。

転職を進めるのもいいとは思うのですが、「転職という言葉にすがって」投げ出すのは違うと思うのです。

危機を感じて、何かを決断して、積み木を捨てるとき、果たしてその選択が「逃げ」なのか「投げ」なのか、よくよく考える必要があるのです。

目の前のことをコツコツと。これ以外に近道はない。

これは最近、人生の先輩から聞いたことです。曰く、コツコツ、コツコツ。これが一番の近道だ。そして、理想は持つのは良いけれど、目標は高いと挫折するか自分を潰すだけだ、と

人生における成長とは、努力に比例すると思うのです。その先輩は努力という言葉は努力至上主義や、それを元にした弱者への断罪を想起させて嫌いだと言っていましたが、しかしそれしか道はないのだとも言っていました。

人生とは最初に書いたとおり、塗り絵で面積を横に広げるのではなく積み木を縦に積んでいく作業なのです。

そして積み木が高くなればなるほど、素敵な景色を見られるようになるのだと思います。

いつしか他人の積み木の雑踏を抜けた暁には、信じられないほどキレイな暁を見られると、こっ恥ずかしいですが信じています。

恋愛、年収、学歴・・・そんなもんで人生は変わらない。でも、それらは立派な積み木のひとつだ。

最近まで、恋愛経験が一回でもあれば僕も少しはまともになるのではないかと、考えていました。

当然、年収や恋愛歴、学歴は、その人の自信や行動範囲の拡張に役立ちます。

ですが、それだけで決まるほど人生、甘くないよな、と、なぜだか悟り始めています。

それらは積み木のひとつに過ぎないのです。

さあ、小さな目標をたてて、1日ずつ積み重ねていこう。

明日早く起きて朝活する、でもいい。仕事で「これだけは」しっかりやる、でもいい。何か、ひとつひとつ。一足とびには行きません、コツコツと、コツコツと。

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