競馬のやめ方は、やめたことによるメリットよりデメリットを考えること

競馬をやめてから、結構経っています。

いまでも衝動的にたまにやりたくなりますが、ある方法を用いて衝動を消化することができています。

今回は、競馬、その中でもお金を賭けるというなかなかの”厄介モノ”について書いていきたいと思います。

実際に僕が競馬をやめた方法

1、専門チャンネル・pat解約

これは、グリーンチャンネルなどの専門チャンネルや馬券のネット購入を解約するという方法です。基本ですね。当たり前のことなのですが、家にいればほぼ年中馬券が買える環境は、馬券にどっぷり浸かる状態を生み出しがちです。

まあ、簡単に再契約できてしまうので、これだけでは不十分なのですが。ちなみに、JRAに関しては、書類を取り寄せて再送付すれば1年間契約できないようにすることもできます。

2、競馬をやめた場合のメリットを考えても、無駄

競馬をやめたいのにやめられない人は、だいたいが、競馬をやめた場合のメリットを考えてしまうものですよね。

人間の感情においては、どうも期待(メリット)よりも恐怖(デメリット)のほうが勝るようなのです。実際に具体例をあげて考えていきましょう。

競馬をやめたいときに考えがちなメリット。それは、休日にゆっくりできること。夕方に憂鬱にならないこと。お金が減らないこと。そして精神安定がはかられること。これだけあげても、競馬をやめるのは、とても難しいことです。なぜか?これらを、競馬をやった場合のメリットが上回ってしまうからです。

競馬開催日の朝。コンビニに競馬新聞を買いに行くときのワクワク感。あれは何にも代えがたいものです。競馬場に行くとなれば、なおのことです。僕の行ったことのある府中競馬場や札幌競馬場の広々とした空間は、競馬へのワクワクを誘うには十分なものです。船橋法典駅から中山競馬場への地下通路も、勝ってもいないのにまるでウイニングランを歩いているようで、同じくワクワクした覚えがあります。

このワクワク感には仕掛けがあって、ようするに馬券に勝ったときの記憶が、ワクワクを呼び起こすのですね。負けたときのことは、微塵も思い出さない。特に男性はこの傾向が強いと思います。女性の方が馬券を現実的にとらえているようです。

これに加え、馬券が的中する前後の快感。これも、脳内で快楽物質が出ているのではないかと思えるほど気持ちのいいものです。こうした「良い記憶」だけが、都合よく思い出される。それが競馬場や競馬新聞というモノと結びついて、ワクワク感を生じさせるのです。

こうして、やめた場合のメリットを、競馬を続けた場合のメリットが上回って、せっかく一定期間やめていたとしても「またやりたい」と、禁忌をやぶってしまうのです。

では、実際にやめるにはどうしたらいいのでしょうか。

3、競馬を続けた場合のデメリットを深く考える。

胴元が勝つようになっている公営ギャンブル全般は、よっぽどストイックに取り組まない限りは、負けに行き着くようになっています。それでもやってしまうのは、ワクワクに勝てないからです。

ならば、先んじて絶望を思い出し、ワクワクをかき消してしまえばいい。そんな考え方から、具体例を上げていきたいと思います。これ、結構効きますよ。

競馬に負けた夕方の精神状態

本当に憂鬱とはこれのことだな、と言えるくらいキレイに落ち込みます。それこそ、なんでこんなことしちゃったんだろう、と。8時間くらいかけて、何万ものお金を失うのです。時間も無駄だし、お金も無駄(にその時は思えてしまう)。ですが、朝はそんなこと微塵も考えないのが不思議です。

この精神状態を思い起こすことができれば、かなり、競馬をやめるのに対して効果が出てくると言えるでしょう。

使ってはいけないお金まで使ってしまったときの絶望感

使ってはいけないお金にまで手を出してしまった、というやつですね。会社の金なんか使おうものならブタ箱行きです。これは絶望感でもありますし、「明日からどうしよう」という焦燥感でもあります。こうなると、もう寝て感情をリセットするしかありません。起きた後は、ボーッとして何もしたくない。こんなのはもう沢山だ、とその時は思うのです。

いかがでしょうか。競馬をやめたいほど負けている人は、必ず経験がある精神状態だと思うのです。だからこそ、競馬をやる前にそれを思い出すのです。恐怖(デメリット)は、期待(メリット)に勝るのですよ。

いつまでも延々と、やめたいのにやめられなかった僕ですが、これを試してスッパリやめられました。お金を失うことで味わう恐怖、それは本当に恐ろしいものですからね。

競馬に興味のない人から見れば、なんと馬鹿なんだろう、と思うことでしょう。ですが、負けたときほど取り返したくなる人間の心理を、ギャンブル全般はうまくついています。そういう仕組みになっているのです。

なので、勝ちたければかなりストイックに、ストレスを溜め込みながらやる他ありません。買うレースを絞るのです。1日興奮状態でレースまで我慢を続けるのはとてつもないストレス。それならば、スパッとやめてしまったほうがいくらか楽でしょう。

4、競馬をスポーツとして楽しむ

最後に。きっぱりやめたはいいものの、暇が生まれてまた競馬に戻ってしまう、というのもありがちなパターンです。1日7~8時間程度競馬に使っていた時間が、ポッカリと空いてしまうのですから。

僕は、趣味の魚釣りに出かけることで無理やり時間を埋めていましたが、競馬は釣りから帰ってきてもやっています。

競馬をやる動機となる要素のひとつに、寂しいから、暇を味わいたくないから、というものもあります。

こうしたことから、僕は競馬を嫌悪して一気にやめてしまうのは、むしろ難しいと思うのです。暇は苦しいものですからね。

ではどうすればいいのか。僕の場合、競馬を見ることはやめませんでした。そのほうが効果があるのです。

スポーツとして楽しむ。これは、競馬への興味を消化してくれますし、だんだんと馬券への興味が競走馬や騎手へとシフトしていって、単純に競馬が好きになります。

また、競馬をやめてから、予想の調子がすこぶるいいです。僕はワイド1点で買うことが多かったのですが、大阪杯のペルシアンナイトとスワーヴリチャード、福島記念のデンコウアンジュとカワキタエンカなど、3時台のレースしか見ない(見れない)のに結構あたってます。そして、ひとしきり喜んで友達に「いやあ、やっぱ買わないほうがあたるわ」と半ば自虐的に自慢するだけで、競馬をやりたいという衝動はひと段落します。

最近はアニメの「ウマ娘」もやってますしね。武豊さんがアニメにも出てきて、彼の競馬への熱意を感じています。馬券にしか興味がなかった以前なら「くだらねー」と思ってたところですよ。

未練たらたらでいい。やめるのに手段を選ぶな。

結局、競馬は僕の中で趣味のひとつに落ち着きました。

馬券を買った時のデメリットを知っているので、今後も馬券には深くかかわらないでしょう。

競馬には未練たらたらですが、こんなやめ方もあるよという例でした。

馬券プロフィール

馬券歴:5年程度

回収率:全般的に80%程度

失ったお金:30万くらい

年収に占める馬券で負ける額:書きたくないがこれでも結構痛い

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