北海道胆振東部地震と停電。冬の地震に向けてのストーブ等の備え。

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2018年10月7日改訂:ストーブ関連の記述を増やしました。

今回、地震や停電を経験してわかったことを書き残しておきたいと思います。

それはズバリ、インフラの中でも電気は大事だということ。停電して電気がなかったら、冬だったら?

そんなときのための備えを、紹介します。最低限必要なのは、ストーブ・カセットコンロ・飲料水です。あとは必要に応じてですね。

冬の地震へ備えよ!!

今回一番思ったのは、「冬でなくてよかった」です。

北海道は、ご存知かもしれませんが日本海側が豪雪地帯であり、気温も日中マイナスで推移することが日常的にあります。北見・オホーツク・宗谷となればマイナス20度にブリザードが吹き荒れることも。

そんな状況下でいざ震災が起これば、いかに備えていようとも人的被害・経済被害は甚大なものとなるでしょう。ですが、最低限の備えをしていれば、とくに寒さ対策によって凍死は免れるはずです。

電源不要式や電池着火式のポータブルストーブ

寒さ対策として役立つのは、電源不要だったり電池式のポータブル灯油ストーブです。電力・電源による着火式は、停電時使えませんのでご注意を。とくに、FF式のストーブは電源を利用していることがほとんどだと思うので、普段使いがFF式の人は、ポータブルストーブを備えておくべきです。

同じように、オール電化のご家庭でもこういったポータブルストーブは必要です。

ポータブルストーブを購入する際は、電源が必要かどうか、店員に尋ねるようにしてください。

結構扱いが難しいので、火災の危険はあります。ですが、凍死を防ぐには暖をとるしかありません

どれくらいの灯油ストックが必要?

ストーブをつけるには灯油が必要です。ポリタンクや携行缶で灯油をストックしましょう。1週間がインフラ完全復旧の目安と言われていますので、最低限必要なのは1週間分の灯油です。ストーブの燃焼効率にもよるのですが、ひと部屋に付き、20リッターくらいあれば十分でしょう。

こちらのストーブを職場で利用しているのですが、緊急消化ボタンもついており、ある程度安全性は確保できます。

念の為、買った直後に試運転することをおすすめします。なにか危ないことはないか(わかってると思いますが、上にモノ置いちゃ駄目ですよ!燃えます)、ちゃんと部屋は温まるか。そもそも、不良品ではないか、など。換気扇などでの換気もわすれずに行いましょう。

インターネット上の情報によれば、このストーブを使った場合。おおよその目安ではありますが、8畳ほどのひとつの部屋で18~20リッターの灯油があれば、1週間をしのげる計算になります。

参考:Yahoo!知恵袋「ストーブの灯油、1日でだいたいどのくらい使いますか?

計算してみましょう。このストーブの場合、1時間で0.22リッターの灯油を消費します。それが1日10時間とすると、2.2リッター。それが7日間で、15.4リッター。こんな感じです。

まあ、こちらを日常的に使ったほうが、FF式の据え置き型ストーブより安上がりなこともありますので、冬のはじまりあたりに試運転がてらこういったストーブで暖をとるのもいいかもしれません。

ポリタンクも忘れず購入しましょう。

カセットコンロがあれば、温かい料理が食べれます。

冬に食うラーメンや鍋は、美味い!同じように、真冬の停電時に温かい食べ物が食べれるかどうかは、精神衛生にとても影響すること間違いなし。カップラーメンなんかもあるといいですね。

カセットコンロとボンベは持っておくべきです。

飲料水

他には、冬には自宅の水道管が凍ってしまう恐れがあるので、飲料水をストックしておく必要もあると思います。どれくらい必要かと言うか、普段どれくらい水を使っているかを測ってみて、ストックする量を決めましょう。

スタッドレスタイヤのスペア

買い出しを考えて、スタッドレスタイヤのスペアも用意しておけばなお安心でしょう。

電池式ラジオと電池

これは言わずもがな。最後の情報収集手段です。

インフラの重要度は電気>水道>テレビ>燃料・ガソリン>インターネット・電話

今回停電を経験したことで、電気のありがたみを痛いほど感じました。

電化製品で調理ができるだけでなく、冬なら据置式ストーブへの着火、そして精神安定の効果もあります。

インフラに関して言えば、携帯電話やインターネットの基地局は最大24時間程度の予備電源を備えていますが、これが枯渇すると携帯電話やインターネットでの情報収集ができなくなります。

水はあえて言うことはありません。

テレビはやはり重要な情報網だと再認識しました。ただ、被災後1日経つと同じ情報しか入ってこなくなるので、逆に不安を煽られる道具となってしまう恐れもあります。

燃料・ガソリンは車を動かさなければ節約できるのでごの順位に。

インターネットや電話は、精神安定に欠かせません。ですが、後述しますがインターネットに関して言えば悪い影響もあるので必須ではありません。電話での安否確認は必要ですので、決して順位が低いからと言って必要ないわけではありませんが。

精神の安定と情報の関係

情報が入ってこないことは、精神衛生に悪影響を与えます。自分が置かれている状況を知ること、特にいつインフラや食料・水の供給が満足行く水準まで復旧するか認識することは、希望にもなります。

逆に、あふれる情報の中にはデマや悪質な嘘も含まれています。情報だけが入ってきて、何が正しいのかわからなくなる恐れもありますので、ときには携帯やスマホ・PCを閉じる勇気も必要です。

今後、札幌や石狩空知周辺で地震の発生する確率は?

正しく恐れるための、知識。この記事では、札幌や石狩空知周辺の活断層について調べて書いています。

9/8前後に広まった「苫小牧や厚真で地鳴りがする、地震が近い」という根拠のない情報

ツイッターやLINEなどのSNSは、正しい情報が流れば有益であり、間違った情報や悪意を持ったデマが流れれば害悪とさえ言えます。

昨夜、苫小牧で地鳴りがする、大きな地震が差し迫っている恐れがある、という根拠のない情報がツイッターやLINEを中心に拡散されました。

僕も外に出れば辛うじて4G回線がスマホで使えたので、一部始終を知っています。知り合いから同様の「今夜地震が来るかも」との情報がもたらされました。

苫小牧市では市役所の公式サイトを通じて、こういった情報に惑わされないように、との通達が示される事態となりました。

根拠のない情報の内容は、こういったものが中心でした。

「知り合いの父親の自衛隊員が、厚真町にて大きな地鳴りをきいた。これに対応して、現在自衛隊は安否不明者の捜索を中断している。」

「知り合いの知り合いが苫小牧にいるが、大きな地鳴りを聞いたという。地震の前触れかもしれないので、注意して。」

自衛隊が海上保安庁に書き換わる場合もあるそうです。

これら情報は、よく考えなくとも疑わしいものです。勘で「なんか変だな」と感じるというか。

地鳴りを動画や音声におさめたものが出回るでもなし、知り合いの知り合いというよくわからない存在からの情報が信憑性を持つわけもなし。

だいいち、自衛隊員には守秘義務があると思うので、家族以外にそんな不確かな情報を流したら首になりかねません。

SNS上には、悪意や自己顕示欲でもってデマを流す利用者が存在する可能性もあるので、精神衛生のためにも最低限の冷静さとリテラシーを失わないようにする必要があります

備えることは大事ですし、こういった情報の中には好意で「備えを忘れないで」と書いている方もいらっしゃいました。ですが、混乱を招くことに、それらが免罪符として通用するかと言うと、そんなことは無いと思います。

他にもSNSについて書きたいことがあるのですが、ちょっと自分の文章表現力では適切な書き方ができないので、やめときます。

人的被害を減らすために、普段から備えを。

北海道は本州に比べ比較的地震が少ない地域なので、僕も油断していました。普段からの備えを忘れないよう、行動していきたいと思います。

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