濃昼漁港とは？
厚田のひとつ北にある漁港です。濃昼と書いて「ごきびる」と読みます。札幌から行くと、トンネル出口すぐ左折なので、スピードに注意しましょう。トンネル内左手に小さい案内板あります。
釣り物としては、奥まった港内はチカ、春には西側の堤防からカレイ・ホッケが釣れます。他に、アブラコ(アイナメ)も釣れるようです。チカ釣りは車のそばで釣りができますので、家族連れなどにおすすめです。
西側堤防先端からはグッドロケーションを望みながら釣りができる。
ここに来るたびに思うのですが、この山、すげー日本離れしてるなーと。数百メートルの高さから、一気に海へと落ちる地形というのが、日本らしくないです。フィヨルドみたい。オロロンラインのほぼ全体がこういった地形をしていて、断崖絶壁過ぎて道路が通せない場所もあります。そんな所はトンネルでパスしてますね。とにかくダイナミック。
4月下旬～GWのカレイシーズンは混雑します。
まっすぐキャストするのに慣れてない人は厳しいレベルで混んでます。僕も、たまたま以前別の釣り場で顔を合わせていた方にとなりに入れてもらえて、釣りができました。
その他、夏場などヒラメ狙いで漁港をランガンしている人が外側のテトラポッドに乗っている姿もよく見られます。
注意！カレイ釣りは堤防が高く取り込みが非常に大変です。
カレイを釣る場合西側の堤防なのですが、絶対にタモが届かないレベル(おそらく10mくらい)で海からの高さがある堤防ですので、抜き上げる以外に釣る方法がありません。
もし仮に抜き上げられない魚が(目安としては40cm以上、アブラコなら50cm以上かな？)釣れた場合、糸を手で手繰り寄せるしかないでしょう。
竿はできるだけ、飛距離を出すための硬めの竿がおすすめです。抜き上げもその分楽になりますからね。
ShimanoのEXレベルで構いません。8000円はかかりますが、安いノーブランドの柔らかい投げ竿を使うと、おそらく20cm程度のカレイでも取り込みに苦労することになると思います。
画像は30cmほどのイシガレイ。カレイ類ではマガレイも釣れました。
ゲストはおなじみのウグイ先生。
濃昼はウグイも多いです。
夏になるとウグイが大群で漁港に押し寄せることがあります。おそらく産卵行動だと思うのですが、いっぱい居すぎて気持ち悪いくらいです。それこそ海面が黒くなるくらいです。
チカは年中釣れます。
真夏の水が澄んでいる時期でもなんとか釣れる。
画像は、8月上旬の水が澄みすぎて魚が丸見えな状態で、なんとか釣ったチカとガヤ(エゾメバル)です。
普通のサビキだとまず食ってきませんが、スピード仕掛け(トリックサビキ)で餌をチカがついばんだ瞬間を見ながらアワせれば、なんとか、ようやっと釣れます。
大きさは12cmくらいなので中サイズのチカでしょうか。
厚田港に比べると若干サイズが落ちる気もしますが、このチカは年中釣れます。
場所は西側堤防の根元の平らな場所～漁協の建物前にかけてです。
サビキ釣りをしている人がいるので釣り場所はすぐわかると思います。
真夏でなければ水が澄みすぎてることもないので、もちろんちゃんと釣れますよ。
画像はとある年の12月の釣果。やはりサイズは厚田より小さいですね。
公衆トイレがないので注意。
女性にはちょっと厳しい釣り場ですね。
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