周囲にブログが身バレしても大丈夫なブログ運用方法。

怖い話を読みました…。リアルで、そして現実的な話です。

「ちょっと桃音さん、このサイト見ていただいてよろしいですか?」

そこに映しだされていた映像を見て心臓が飛び出しそうでした。

そうです、そこに映し出されたのはこの「ももねいろ」です。

「このサイトを運営されているのは桃音さんですか?」

まるで警察の尋問室で拷問にあっているかのようです。

スクリーンに映し出されたブログを見てニヤニヤ笑う2人。

この後会社側の情報システム部の方で「桃音」と検索するとブラウザが落ちる対策が施されました。

会社で私のサイトを見られないようにとの処置ですが、なぜ会社で対策をす必要があったのか?いまだに謎です。

いくらなんでも気を使ってやり過ぎでしょ?と思いながらも、何も言うことが出来ませんでした。

引用元:匿名ブロガー達よ、身バレの恐怖を教えてあげよう。会社員がブログを頑張り過ぎると職を失うことになる

正直なところ、ここまで身バレが怖いものだと思っていませんでした。役員が意地の悪い笑みを浮かべていたのか、それとも気まずい思いをしていてそれを取り繕うための笑いだったのか、定かではありませんが。それはともかくとして、身バレの恐怖は直面した本人にしかわからないものです。

引用元の方はこのような体験を書かれることに抵抗や不安などあったかもしれませんが、ちゃんと自分の考えを書いてくださったことに感謝します。このままブログを運営すると危険があるかもしれない、と僕に思い直させてくれたからです。

この事件の要点はふたつ。

  • 身バレに直面した時、本人が普段思っていた以上に嫌な思いをする

  • 日本人は自己主張しないので、ブログを読んだ側は普段との違いにびっくりするだろうということ

一つ目は、ブログというのは基本匿名で行っているものなので、まさか知り合いに読まれるなんて、と思いがちです。ですから、要点二つ目にも通ずるのですが、書きたいことをバシバシ書いてしまう。ブログというメディアで主張することをリアルで発してしまったようなものですから、日本人にとって堂々としていられないというか、すごく行き場のない恥ずかしさを感じてしまうのです。その上相手がニヤニヤしていたとなっては、侮辱にも等しい辱めを受けたも同然です。

二つ目は、普段の本人とブログのギャップです。ブログで身バレした際、「こんなこと書いてたの?」となりがちなのです。というのも、日本人は集団の中でなかなか自己主張しませんから、自己主張の「塊」のようなブログメディアは、本人との格差を生じがちです。結果として、本人を知った上で読んだ側はびっくりするのです。そして、それが文章であるという点もポイント。言葉よりも、記憶に残りやすいのが文章というもの。そのインパクトは余計大きくなります。

匿名だからと言ってブログで身バレしないということはない

日常のことを素直に書いてしまったら、身近にいる人にはバレてしまう。当たり前の話なのに、ネットに書くというだけで謎の安心感を僕はこれまで持っていました。これが町内会の掲示板だったら、たとえ匿名で書いたとしても誰か見ている危険性があるわけで。それがもし不満や愚痴であったら、人間関係に破綻をもたらすかもしれません。そんな危険を冒す気はそもそも、普通は起きないのです。でも、ネットだと簡単にワンクリック「送信」で投稿できてしまう。

文章を書いている途中に、「身バレするかも」と思うよりも「これくらいならバレないだろう」と楽観的になる人の方が、きっと多いと思います。そこが落とし穴なのです。

その上で、話を「悪口・批判」という方向に持っていきたいと思います。とくにブログで行うと危険だと思うのが、職場などの悪口をブログに書くことです。

悪口はまわりまわって自分に帰ってくる。

せめて、職場などの悪口・批判は極力書かないほうが無難、書くならよっぽど気を使う。例えば半分フィクションにするとか。現実でも、人の悪口を言う人はたいていその人も悪口を言われています。女子高生が悪口合戦をしていて、そのうちのひとりが帰宅すると、途端にその子の悪口が始まる。よくあるシチュエーションではないでしょうか。悪口、そこまでいかなくとも、批判や意見レベル。それでも、それはまわりまわるものなのです。

言いっぱなしはよくない、自分の発言に責任を。

これは僕も特に意識したいと考えました。ブログであろうと、公衆に向けた言葉なのです。だから、リスクと責任を背負って発言していることを、ブログ主は皆、認識しなければなりません。

子どもの写真をネットに載せるのも危険。家族を巻き込んではいけない。

余談ですが、たまに自分の子どもの写真をSNSに修正せずにアップしている人がいますが、いますぐやめてください!あれも一種の発言であり、悪用される可能性もあるのです。友人などについても、本人の了承を得るべきです。自分が傷つくだけならまだしも、周りを巻き込んだら、問題は幾重にも積み重なったものとなってしまいます。

常識的に行動することを心がける。

結果として人に悪意を持たれてしまった場合は仕方がないと思います。誰の気分も害さない文章なんて書けません。結局、悪意を持ってネットを運用しない。コレに尽きると思います。そして、発言には責任と覚悟を持つ。いつ誰がブログを見ているかわからないのです。これはブログ立ち上げ時から意識すべきことです。そして自分のブログがどんな色を持っているのか、意識することも大事です。政治色や宗教色、そして個人色が強ければ、身バレした時のダメージはデカイです。僕も気をつけます。この記事がフラグにならないように。

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