関東とそれより西の地域では、今サバ釣りが最盛期です!
北海道は雪が積もってもうどうにもなりませんが、せめて「サバ釣りたい」という熱気を北の大地からお届けしたいと思います。以下の内容は、関東にいた時のものになります。地域によって仕掛けが多少違いますので、詳しいことはサバを釣ってる人に聞いて下さい(いきなりハードル上げてみる)。
仕掛け大全!これだけ揃えれば大丈夫。
揃えるのは、
- 投げ竿(シマノならFXかEX表記の柔らかい竿)
- シマノのリール3000番台に4号程度の太さの道糸を巻いたもの
- シモリ玉(真ん中に穴が開いていて糸を通せる軽い玉)
- ウキ止めゴムか6号程度のラインを結んだもの
- 飛ばしウキ(10号と表記されているもの)
- コマセカゴ(プラスチック製が無難)
- サビキ(4~8号)
- ナス型オモリ8号
以上です。全部一気に揃えると大変ですが。買いものだけで一苦労ですが、釣り上げた時の喜びはひとしおです。ぜひおすすめします。以上の1~8について、解説していきます。
1、投げ竿は柔らかい投げ竿で代用
狙いが30cm程度のサバか20cm程度のアジなので、タモ網のような魚をすくう道具はいりません。抜き上げます。
なので、磯竿よりはやわらない投げ竿のほうが無難です。僕はこっちのほうが使いやすいです。
シマノの竿なら、FXかEX表記ですね。シマノしか使ったことないので、ダイワについてはなんとも言えませんが。3.6mあれば事足ります。
間違えて、船用の竿を買わないで下さい。オモリ25号適合とか書いてあって、投げ竿かなと思ってしまうのですが、そんなことはないです。
値段は1万円程度。高いけど仕方ない。喜びには代えられないのです。
安い謎のメーカーの竿を使うとすぐ折れるか壊れるので気をつけて下さい。
2、シマノのリール3000番台
シマノの回し者では決してないですよ、念のため。
釣具はシマノばっかり使ってました、理由はなんとなくです。
ダイワとシマノだと、同じ表記でも微妙に大きさが違います。まあ、3000番台って書いてあればどこのメーカーでも大丈夫だと思いますが、一応シマノの3000番台の5000円クラスのリールが使いやすいですよ。
3、シモリ玉
4、ウキ止めゴムか6号程度のラインを結んだもの
これらはセットです。こうです。
——mm–●–ウキ–●–mm——-
シモリ玉(上図●印)は穴が開いている軽い発泡玉で、ウキコーナーに売ってます。通せる糸の号数が書いてあるので、4号以上の糸が通せるものを買って下さい。
ウキ止めゴムorライン(上図mm印)を結ぶのは、それより外にシモリ玉が行かないようにするためです。ストッパーですね。さらにシモリ玉がストップすることで、ウキが外に出ていかないようにします。
ウキ止めゴムというものが売ってますが、高くつきます。僕はいつも電車釣行だったのですが、仕掛けは現地で作るため、ゴムだと必ず消耗してしまうからです。
なんでかというと。
仕掛けは仕掛け図のオモリ側からつくるのですが、帰りの際、ウキを道糸から外す際、必ずゴムも外さないといけないからです。
ゴムは一度外すと二度と道糸につけられません。
なので、どんな結び方でも結構ですので、ほどけない結び方でストッパーを作るのがおすすめです。ラインは6号くらいがいいですね。結んだら、ラインの両端をカットします。結び方はまた別の機会に、急ぐ人は自分で調べてね!(ウキ止め糸 結び方で検索!)
5、飛ばしウキ
ここからが大事。飛ばしウキ、投げウキなど様々な名称があるのですが、どれも同じです。
秋桜(コスモス)という名称のついた飛ばしウキがあるのですが、安くてコストパフォーマンスが良いです。仕掛けが壊れたり道糸が切れると、最悪ウキが仕掛けからハズレて流れていってしまうので、ある意味ウキは消耗品なのです。だから最初は安めのものでいいです。
夜釣りモデルもありますが、夜釣りは慣れるまで難しいので、まずは間違えないように普通のモデルを買って下さい。
号数。これ大事。10号を買って下さい。なかったら12号でもいいです。
号数は、何号のオモリまでなら沈まないかという表記ですので、オモリの号数に対してウキの号数が軽いと沈んでしまいます。
6、コマセカゴ
プラスチック製の、カゴの真ん中を糸が通っているモデルがおすすめ。小さくていいです。
網製でもいいですが、仕掛けを絡みやすいですので初心者には進めません。
7、サビキ
アジは4号、サバは8号で対応。どっちも釣りたいなら6号かな。
やっすいピンクスキン付きのやつでいいです。基本使い捨て。
絶対に釣り場に捨てないで下さい!
8、ナス型オモリ
8号を取り付けます。サビキ仕掛けの尻尾側にスナップが付いてますので、簡単に取り付けられます。
あとは、ノット(結び方)を覚える。
コマセカゴと道糸だけは、ノットで結ばないと、魚がかかったり根掛かりした(地球を釣った)時に仕掛けがハズレてしまいます。これも大事。
結び方については、また別の機会に紹介します。
仕掛けを作ったら、後ろに人がいないのを確認。
確認動作は大事、車の運転と同じですね。
キャストのしかた。
これも別の記事で。簡単に解説すると、竿を後ろに振りかぶり、仕掛けを地面から数センチ浮かせます。
人がいないのを確認してから、前を向きます。
ここからキャスティング動作に入ります。
竿の尻を持っている方の手をゆっくり手前へ引き、リールを持っている方の手を前へ同時に押し出す。
竿が地面に対して垂直になったら、指から糸を離します。仕掛けが30mくらい先へ飛んでいきます。
てか、リールの話もしないといけませんね。ここらへんもまた今度。
釣り方。
コマセカゴに入っているエサを、水中にばら撒いて魚を呼びます。
仕掛け図の、赤いシモリ玉より下側が、ウキ下と呼ばれます(正確にはちょっと違うかもしれません)。この部分が水中に沈んでいる長さで、ここをうまく調整するのがこの釣りのミソ。
調整の仕方は、ウキ止めゴムor結んだライン両方を、ウキ・シモリ玉とともに上下させることです。リール側へ動かせばウキ下は深く(仕掛けは深場へ)、逆なら浅く(仕掛けへ表層へ)なります。
ウキ下何メートルですか、と投げサビキをしている人に聞いてみるのが無難ですね。何度も同じ釣り場に通えば、だんだんとコツもわかってきます。
このウキ下のコントロールがこの釣りのキモであり、上手くいった時の喜びにつながります。
あれ、ウキが寝てるぞ?
よくあるのが、ウキ下を長くしすぎて、仕掛けが底についてしまった状態。こうなると、仕掛けが水中でグニャッとなって、アタリがわからないどころか根掛かりして仕掛けを失う可能性もあります。
すぐに直しましょう!
仕掛けを回収して、ウキ下を浅くして下さい。
さて、ようやく釣り。ウキが沈んだら、ちょっと待つ。
ウキがポコポコ動いたり、沈んだら魚がサビキを突っついています。
そのまましばらく待ち、ウキの動きが止まらなかったらリールを巻いてください。
魚がついていれば、晴れてお土産ゲットです!!
サバは、ウキが沈みっぱなしになる。
ちなみにサバの場合、ウキが沈んであがって来なくなるので、すぐにリールを巻いて下さい。
よそ見していると、竿ごと水中に持ってかれることもあるので、目を離さないように!
長くなりましたが。
文章ばっかでわかりづらいですな。また今度画像追加していきます。目指せアジ・サバマスター!ポケモンGOなんてやってる場合じゃないですよマジで。
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