日本の中道保守が憂う韓国や東アジアの今後

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冬季平昌オリンピックの熱戦も冷めやらぬ昨今、心配なニュースが続々と飛び込んできます。

まず最初に、僕の政治的立ち位置を示しておきたいと思います。日本版ポリティカルコンパスというのがあるのですが、これは政治的立ち位置を保守/リベラルの横軸と経済右派(市場信頼)/経済左派(政府介入)の縦軸で表してくれるコンテンツです。

これによると、僕の立ち位置はもう何年も前から保守左派。別のポリティカルコンパスをやると共産主義者と出てきたりもしますが、まあ政府の経済政策を信頼する政治的右派ということになります。

といっても、保守度0.8は実質中道右派的な立ち位置だと思います。

ガンジーとかヒトラーとかブッシュとか江沢民は各々左右もっと端っこに表示されるらしいです。

そんな中途半端な位置にいる僕(これが言いたかった)でさえ、憂いているのが北朝鮮を巡る韓国の動き。騙されてるだろ、考えなくてもわかる。そして波及する日本への悪影響も。

統一への韓国の思惑。

韓国の思惑。それは、主に文大統領が歴史に名を残したいという功名心が大きく働いているように思えます。

実質的に、統一というのは異なる経済体制の南北による連邦国家を指します。経済を動かす歯車が違うので、政治体制を併存したままの統一はありえません。有事を伴わない南北統一はほぼないのです。

そこで、韓国としては北朝鮮との緊張を適度に維持したまま、ケソン工業団地などに見られるように、経済支援を進めて両者の平和的な両立を目指すのが理想です。

ではなぜ統一を目指すのか。目指すというパフォーマンスを示すことで、支持率を維持する狙いがあるのだと思います。

そしてさらに、統一(連邦国家樹立)を仮に実行できれば、文大統領は英雄として祀られることになるでしょう。でも、それは一瞬だけだと、僕は思うのです。キム王家が統一国家を主導しないなんてありえないからです

あと、もうひとつ。北朝鮮の核技術を我が手に、という助平心もあるでしょう間違いなく。統一へ向けて進めるならば、核放棄のカードを捨てることもやむなし、という判断もありえます。

統一への北朝鮮の思惑。

北朝鮮の一大ミッションは、キム王家を維持すること。そして、統一後韓国から技術や経済のノウハウを吸収し、経済的成長を遂げ王家の立場を揺るぎないものとすることにあります。ここらへんは天皇を持つ日本と、方向性は違うけれども同じ質の課題を抱えていることが見受けられます。

北朝鮮としては、中国と香港の関係を目指しているそうです。すなわち、返還後の香港を糧に中国が発展したように、香港の役割を韓国が担ってくれることを期待しているのです。

最終的には、韓国側の政治体制をイジってキム王家の専制国家とするのは間違いないです。そうしないと王家が守れませんから。

水と油が交わることはない。

韓国には、すでに民主主義国家としての自覚が芽生えています。ろうそく革命はその象徴だと思います。上からの力には逆らいたくなる、そんな韓国の若者は北朝鮮にとって水と油です。

統一後は、東西ドイツの比ではない悲惨な状況が待っています。

なぜ北朝鮮は韓国の宥和政策を受け入れたのか。

キムジョンイル・キムデジュンの時代にも同じことがあった気がしますが、要は核開発が完了するまでの時間稼ぎです。それ以外に、宥和政策を受け入れるメリットが見当たりません。

韓国も知ってか知らずか、その流れに乗っかっています。核開発完了後、韓国はさらなる苦境に立たされることが目に見えています。ほんとに、これが杞憂や勘違い終わればいいのですが・・・。

バツが悪いことに、トランプもこの動きを歓迎しています。

日本への影響。

北朝鮮軍は、実質的に中国人民軍・瀋陽軍区の傘下にあります。中国関係の軍部による統治と、キム王家による政治支配を両立するには、北朝鮮にとって中国との対立は致命的です。そのために、韓国を中国側に引っ張ってくるという手土産が必要です。

中国と韓国の関係は、いま最悪の状態です。これを改善するのに、韓国の譲歩は欠かせない状況となっています。よって、北朝鮮は橋渡し役となることを買って出るでしょう。これはもう計算しつくされている気がします。

中国側につくというのは、サード配備撤回・米軍の撤退を意味します。もうおわかりですよね?次は東西対立の残滓が日本にやってくるのです。東西大戦の最前線が韓国から日本へと移るのですよ。これはもう悪夢以外の何物でもないです。

東アジアを戦場としないために。

朝鮮半島というのは、地政学的にかなりきつい場所にあります。日本が統治しなければ確実にロシア帝国の衛星国となっていたでしょうし、韓国がいま独立を維持できているのは様々な偶然が重なったからです。それを韓国が自覚しなければ、日本への影響も視野に入れなければなりません。

まあ、日中関係にはあまり影響がないように思えますけどね。中国にとっては日本国土がほしいというよりは、邪魔な自衛隊の影響を排除して太平洋に自由に出たいという思惑のほうが大きいでしょうから。欲しいのは尖閣諸島と台湾付近の軍艦による自由航行です。

ただ、仮に東西大戦となれば、日本がロシア・中国とアメリカの戦場となって分割される未来さえありえます。

前にも書きましたが、平和とは戦争と戦争の間。戦争がなくなることは政治による国家運営がなくならない限りありえません。ですが、戦争が起こるまでの期間を引き伸ばすことは可能です。それこそ無限に。

この妄想が、杞憂に終わることを祈ります。もう戦争はたくさんだ。

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