昨日知人と話していて、ポジティブなことを文章にするのって、すごく難しいよねという話になりました。ネガティブというか批判的な記事が多かったので、たまには自分なりに前向きな記事も書いてみたいと思います。
僕も昔は友達がほとんどいなかった。
今でも続いている学生時代の友達は数えるほどですが、当時はそれはそれは少ない人数しかいませんでした。それは、僕が学生時代の人間関係から被った人間不信で、心を閉ざしていたのもあります。
そして、その体勢では、出会いを求めることもできなかった、人と友達になる準備ができていなかったのだと思います。
ネガティブですみません(笑)。ですが、今は少ないながらも新天地北海道で友達も出来ました。僕は年上や女性にはどうしても敬語で話してしまうのですが、敬語で彼らと話しながらも、この関係を継続したい、失いたくないと思ってしまいます。
友達は、作るのは簡単ですが、継続するのは大変です。学生時代からの付き合いを続けるのはとくに大変。よっぽど気心が知れなければ、何の連絡も取らず、地元に帰っても会うこともなくなってしまいます。
気づいたこと。友達を作るというのは、実は自分と波長の合う人間を見つけることだった。
僕が最近重視しているのは、波長があうかどうかです。趣味があうかどうかじゃないんです、会話していて心地よいかどうか、です。
言い換えれば、無言が苦にならないほど打ち解けられるかどうか。これを見越して会う人間会う人間を吟味しています(^^;
だから、趣味が合って会話が続く相手でも、相手が無理してるなと感じたり、こっちが無理してるとなればその付き合いは疎遠になっていきます。
友達100人できるかな♪なんて歌がありますが、あれは悪魔の詩。友達なんて数人いればいい。そんな波長の合う人間とはそうそう出会えないのです。
そして出会いは、突然やってくる。体勢が整っていれば。
友達になるまでに、いくつかの超えなければならない壁があります。
- 出会う
- 話す
- 波長が合う
1は当たり前ですね。ネットか現実を介さないで友達になる方法があったら知りたいです。
2がまず難しい。こちらが身構えていたらダメだし、向こうが同じ状態でも駄目。そして、引っ込み思案なら向こうからのアプローチ待ちになります。友達の作り方を知っている人にとっては簡単でしょうが。
3が一番大事。それは上に書きましたが、波長が合わないと友達関係を継続することが難しいからですね。
体勢というのは、2に関わります。人間にはパーソナルスペースなるものがあり、これ以上立ち入ってほしくないというのが身体的にも存在します。人によってマチマチですが、50cmよりも近くは、気を許した人じゃないとダメとか。
そして、人によっては、嫌な人に対して、体が反対側に傾いたり変な方向を向きたがったりする特徴が現れることもあります。逆に、興味を持った人に対しては前のめりな姿勢を取ることが多いです。テーブルに腕を置いて顔を近づけたりとか。
こうした体勢が整っていれば、会話しても弾むことが多い。逆にこれが整ってないと、上っ面の会話になってしまう。ここを乗り越えると、3に至ります。
本題に戻りましょう。なぜ、出会いは突然やってくるのか。人と出会いたいという思いと、人との出会いは必ずしもイコールで結ばれないからです。
ドラえもんの道具のように、人との出会いは簡単に得られるものではありません。想像してみてください、そんなに新しい人との出会いって日常の中にあるでしょうか?だからこそ、いつでも友達が欲しいという体勢を気持ちの面・体の面両方で維持しつつ、出会いのチャンスを逃さないというのがこの記事の趣旨でございます。
友達を作る時に大事にしたいこと。
それは自分がどういう友達が欲しいのか、ということです。繰り返しになりますが、無理して付き合っても長続きしません。長続きしない人間関係は、ただ疲れるだけです。
仕事上なら仕方ないでしょうが、プライベートにそれを持ち込むとメチャクチャ苦労します。
ですから、自分の波長を認識しておく必要があります。自分という存在をしっかり認識するために、まずはいろんな人を観察して、観察眼を磨きましょう。
ネットでも、現実でもいいですが、書き込みや会話からその人となりを想像するのです。
よく2chに人を馬鹿にする言葉を書き込む人がいます。「ハゲ」「馬鹿」「無職」。
それは、たいてい書き込んだ本人が言われたくない言葉だったりするものです。こういうテクニックを、ネット・現実双方を活用して磨いていきます。
観察眼が研ぎ澄まされれば、相手と会話した時の雰囲気だけで、その人と波長が合うかどうかを判断できるようになります。
まず波長ありき。友達はたくさんいらない。
まとめるとこうなりますね。後者については説明不足ですので少し書くと、たくさんいると維持するのが大変になるから、という単純な理由です。
長々と書いてしまいましたが、少しは参考になったでしょうか。最後に、友達がいない・少ないことを気に病まないでください。
少なくても誰も咎めないし、そのことを馬鹿にしてくるような輩は本当の友達が少ないです。優越感ゲームから降りて、心地よい人間関係を築きましょう。
※学生時代につくる友達については、環境の影響がでかいのでもう少し掘り下げる必要があると感じています。
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